先月訪れた紀伊國屋書店のフェアは。

 紀伊國屋書店・新宿本店で開催されていた『文学フェア 対決!共鳴し合う作家たち』(5/11〜6/10、終了済)は、ネットで情報をみかけて、ふらふら行ってみたのだけど、テーマごとに「作家vs.作家」で棚に並べてあり、なかなか楽しい企画でございました。ジャンルも時代も国も違う作家同士が並んでいると、感慨深いものがありますな。
 それぞれの本に、書店員さんがつけた推薦文。しかし中には、字が汚くて(失礼)、チラ見じゃ読めなくて、むしろマジマジと見つめてしまったものもあったり(笑)。雑なわけじゃないんですけどね。しかも、そういうのに限って気になる本に気になる内容がつけられてたり。でも解読しづらい(笑、ごめんなさい)。対決の手前にいろいろ並べてあった本もラインナップが面白かったので、またやってほしい。
 そういえば、三省堂・神保町店のPOPも、「これが気に入ったら、○○の△△もどうぞ!」とか書いてあって、あれも良い手法だな、と思います。
 このときは、紀伊國屋のあとに、はじめて西口のブック・ファーストへ。広いし、単行本棚のいちばん奥あたり、ジャンル小説と海外文学棚を眺めて悦に入っておりました。