2009-01-01から1年間の記事一覧

年末ミステリランキング

久しぶりの更新です。 クソ忙しい年の瀬で(口が悪いな…)インフルも流行っているようですが、皆様元気でお過ごしでしょうか。年末の風物詩、ミステリランキングの季節です。 『このミステリーがすごい!』(このミス)は、去年からジャンル別コラムがなくな…

足跡12 

妻を帽子とまちがえた男 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 09/10/26 『宇宙消失』は読む時間がまったくなくて読み終わっていませんが、本屋でこれを購入したので、ぼちぼち読んでみています。 妻の頭を帽子とまちがえてかぶろうとする音楽家、からだの感覚…

足跡11

宇宙消失 (創元SF文庫) 09/10/20 楽しい長編がよみたいなぁと、これを発掘。どうにもセレクトが間違っている気もするが(楽しい?)、イーガンは好き。まだ『ディアスポラ』も『TAP』も読んでないけどね。。。『ディアスポラ』難しそうだけど、いつかは読む…

足跡10 

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) 09/10/16 『バッド・モンキーズ』は順調に読み終わり、『涼宮ハルヒの憂鬱』を読んでみる。思っていたよりも、SFど真ん中な話。個人的にはキャラ萌えはないのですけど、主人公の少年(キョン)の語りかたとかはうまい…

Bad。

バッド・モンキーズ作者: マットラフ,Matt Ruff,横山啓明出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/10/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 773回この商品を含むブログ (33件) を見る “あたしは悪を殲滅する組織の一員なのさ”殺人で逮捕された女ジェインは…

足跡09 

バッド・モンキーズ 09/10/12 用があって街中に出かけると、本屋に寄らないわけにはいかず、結局、先述の「知る楽」のテキストと『バッド・モンキーズ』を購入して帰ってきた。買い控え計画は、「すぐ読まない本は買わない/読んでから次の本を買う計画」に…

世界文学全集の番組。

NHK教育で放送中の「池澤夏樹の世界文学ワンダーランド」。 →http://www.nhk.or.jp/shiruraku/mon/index.html 河出書房新社より、個人編集の世界文学全集を刊行中の池澤夏樹が、その全集のなかから、いくつか取り上げて話をする番組。ところどころに朗読もは…

足跡08 

サンキュー、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション) 09/10/08 図書館で借りてきた、ジーヴスものを読んでいる(ちなみにスタージョンの文庫もまだ途中…)。はじめての長編、といっても二冊目。なぜかというと、図書館にシリーズの最初のほうが置いてないか…

足跡07

書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記 09/10/05 体調が整わないので、読みかけのスタージョンを一時停止して、読みやすい桜庭一樹の読書日記を読んでいた(これも読みかけだった…)。この日記は毎月Web(http://www.webmysteries.jp/sakuraba/)で読んでい…

翻訳ミステリー大賞

翻訳者が選ぶ翻訳ミステリー大賞というのが新設されたようで、 その支援サイト翻訳ミステリー大賞シンジゲートがオープンになっています。 ↓↓↓↓↓↓こちら↓↓↓↓↓↓ 翻訳ミステリー大賞シンジケート 書評家・編集者・翻訳者有志による支援サイト。コンテンツは土…

足跡06

不思議のひと触れ (河出文庫) 09/10/01 読みかけだった『異国の客 (集英社文庫)』を読みおわり、文庫化されたスタージョン。読み終わった池澤夏樹の『異国の客』は政治面などの話も多いのだけれども、内容がどうというより、私はこの人の“文章”が好きなのか…

足跡05

でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション) 09/09/22 図書館でこれを借りて読み始めたら、『犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)』を思い出し再読(作中にジーヴスの話が出てくる)。そ…

足跡04

異国の客 (集英社文庫) 09/09/19 『クライム・マシン (河出文庫)』を読み終わり、新刊文庫棚(文庫化)に並んでいたこれ。最近エッセイをよく読んでいる。池澤夏樹の小説は全然読んだことがないのだけども、「朝、パンを買いに出た時、路面が濡れていた。」…

足跡03

クライム・マシン (河出文庫) 09/09/12 『逆転世界 (創元SF文庫)』をほうっておいて、エッセイを2冊ばかり読んでみた。すぐ浮気をしてしまいます。で、いまは文庫版の出たこれ。(単行本版と収録作が違う)

買った本の話ばかりしてるなあと自分でもあきれつつ。

懲りずに買った本話。 はじめて丸の内の丸善へ。広い。けど、棚が高くて、高いところの本を見たい場合はどうすればいいのか…? 河出書房新社より文庫化された『クライム・マシン』(ジャック・リッチー)。 単行本版(晶文社ミステリ)とは違う編集で、カー…

『ゴーギャン展』

国立近代美術館で開催中の『ゴーギャン展』を観てきました。 東京駅から無料送迎バスが出ていたので、そちらから行ってみることに。東京駅近辺のチケットショップで前売券が手に入らないかなと思ったのですが、最終日が近いからなのかか、この辺りで買う人が…

先月買った本。

『クシエルの矢1 八天使の王国』(ジャクリーン・ケアリー/ハヤカワFT文庫) 『クシエルの矢2 蜘蛛たちの宮廷』(ジャクリーン・ケアリー/ハヤカワFT文庫) 天使の血をひく人々の国、テールダンジュ。ここでは、愛の営みは神への捧げ物である。少女フェー…

足跡02

逆転世界 (創元SF文庫) 09/09/02 『ユージニア (角川文庫)』は読み終わったので、こちらに。やっぱりSF本の雑誌 (別冊本の雑誌 15)オールタイムベスト読破をめざすか。

足跡01

〈読書中〉に書いてた履歴。。。 ユージニア (角川文庫) 09/09/01 『逆転世界 (創元SF文庫)』を読もうとしてたのだが。恩田陸の『チョコレートコスモス』を再読していたら(何度よんでも傑作)、読んでいないコレを思い出し、こっちにうつってしまいました。…

途中の本屋で買った本。

『トーマの心臓』(森博嗣/萩尾望都・原作)。 『いつも旅のなか』(角田光代)。 珍しいかもしれませんが、私は原作の「トーマの心臓」を読んだことがありません。なので、どう小説化されているか、というより、森博嗣の著作として買ってみました。 『いつ…

ロビーで買った本。

『恋愛の1/2』(鴻上尚史)。 ダ・ヴィンチで恩田陸との対談時に話題に出てた本。そのエピソードが文庫版ではまえがきに書かれています。 けど、芝居を観に行ったときにロビーでサイン本を買ったので、帯がついてないんですよね(エピソードに帯が関係してい…

観劇。おやすみのあいさつ。

少し前のことですが、久々に観劇に行ってきました。鴻上尚史が主催する「虚構の劇団」第三回公演『ハッシャ・バイ』です。 前に観た『リアリティ・ショウ』はわりとエンタメ性のある話だったのですが、今回観た『ハッシャ・バイ』はちょっと話がわかりづらい…

先月買った本。/幻想と怪奇。

「奇妙な世界の片隅で」で紹介していただいた『幻想と怪奇』(ハヤカワ文庫NV・全三巻)を購入。 ↑ 欧米(以外もあるかも)の怪奇小説について紹介されています。すごく詳しくてびっくりします。怪奇やホラーにほとんど縁がなかった初心者にとって、非常にあ…

機械の夏。

昨年やっと復刊されたSF『エンジン・サマー』。エンジン・サマー (扶桑社ミステリー)作者: ジョンクロウリー,John Crowley,大森望出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/11メディア: 文庫購入: 37人 クリック: 234回この商品を含むブログ (103件) を見る はる…

砂漠の国で釣りをしよう。

白水社の新叢書「エクス・リブリス」の一冊『イエメンで鮭釣りを』。ボランジェ・エブリマン・ウッドハウス賞受賞作。イエメンで鮭釣りを (エクス・リブリス)作者: ポールトーディ,Paul Torday,小竹由美子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2009/04メディア: …

このとき買った本。

『完全版 最後のユニコーン』(ピーター・S・ビーグル/金原瑞人・訳/学研) 旧訳持っているけど、新訳版。続編も載っていて、こちらが良いらしい。完全版 最後のユニコーン作者: ピーター・S.ビーグル,Peter S. Beagle,金原瑞人出版社/メーカー: 学習研究…

東京創元社/文庫50周年記念対談・第三弾。

7/11、「東京創元社/文庫50周年記念対談・第三弾 ファンタジーを読む、ファンタジーを訳す」を聴きにいってきました。 井辻朱美さん×金原瑞人さんの対談。司会は三村美衣さん。 おふたりの選んだファンタジーベストのリストをみながら、それにまつわる話を…

光と影の交錯する都市。

2003年度世界幻想文学大賞受賞作『影のオンブリア』。影のオンブリア (ハヤカワFT)作者: パトリシア・A・マキリップ,井辻朱美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/03/24メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (51件) を見る オンブリア―それ…

『SF本の雑誌』を購入。

SF本の雑誌 (別冊本の雑誌 15)作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2009/07/02メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 36回この商品を含むブログ (40件) を見る SFオールタイムベスト100からはじまって、サブジャンル別ベ…

このとき買った本。

『世界の涯まで犬たちと』(アーサー・ブラッドフォード) 『昨日のように遠い日』(バリー・ユアグローほか) 『灯台守の話』(ジャネット・ウィンターソン/岸本佐知子・訳)サイン本。 『正直書評。』(豊崎由美)サイン本。 聞いた話が面白そうだったの…