東京創元社/文庫50周年記念対談・第三弾。

 7/11、東京創元社/文庫50周年記念対談・第三弾 ファンタジーを読む、ファンタジーを訳す」を聴きにいってきました。
 井辻朱美さん×金原瑞人さんの対談。司会は三村美衣さん。
 おふたりの選んだファンタジーベストのリストをみながら、それにまつわる話を伺ってきました。で、内容について少しは書こうかと思ったのですが、きっと次のミステリーズ!に細かく載るでしょうから、断片だけを(記憶の断片より再生しているので、食い違っていたらすいません)。

  • おふたりとも「ナルニア国ものがたり」は7巻が良いと。
  • SFはどうですか?の質問に、井辻さんは、ファンタジーの世界(世界観)は、土台が人類の遺産・人類の歴史からできているから、理解しやすいけれど、SFの世界は個人の中からできてるのでわかりづらい(入り込みづらい?)とか。
  • 井辻さんの「英語があまり好きではない」発言(だから、一回目読んだときに日本語にしておけば、次からは日本語で読めるし。…ってその感覚、英語ができる人じゃないとありえません(笑))に、金原さんも「僕も英語は好きじゃない」と言い、三村さんに「ここにいる誰も信じてませんよ」と突っ込まれておりました。

 その他いろいろいろいろ興味深い話は出たのですが、内容が気になる方はミステリーズ!を買いましょう(笑)。ベストのリストも多分載るのでは。。。?

 ところで、ブックファーストトークショーははじめて行ったのですが、整理券を重んじるんですね。入場前並ぶのもそうだし、トーク後のサイン会も整理券番号順だし。中では自由席になるのだし、大人数ではないので、そんなに順番にこだわる必要ないのでは?と思うのですが。サイン会もおひとりにだけサインをもらいたい人が実際いましたし…。ジュンク堂みたいに、開場後自由に座って待っていられるほうが実際楽だなあと。
 でも、今回よかったのはその場で購入した本でなくてもサインがもらえたこと。サイン会って、普通そこで購入した新刊などにサインしてもらうものですけど(宣伝や売上的に当然なんですが、既に持ってる本ばかりだったりすると困るんですよね、これ実際)、珍しく持ち込みOKでした。
 で、井辻さん→『アイルの書2 銀の陽』(絶版本。2巻が好きなので)
   金原さん→『完全版 最後のユニコーン(新刊。これは買おうと思っていた)
 にサインをいただきました。