世界を知る。
『SFが読みたい!2010年版』を読んだせいか、数ページのみ読んでほうりだしてた『宇宙消失』に手をつける。これはっ。めちゃくちゃ面白い。なんだか、気分がうぉーっと盛り上がる(面白い本読むとテンションあがるという意味です、単純に)。これイーガンの第一長編だけど、長編ではいちばん読みやすいのではないか?(ディアスポラはまだ読んでないけど、多分読みやすくないだろう←決めつけ)。最初のほうはイーガンてこんなだったっけ?と思って読んでたのだけど、どんどん、量子力学やアイデンティティの問題になって、やっぱりイーガンだ。
『SFが読みたい!2010版』のゼロ年代ランキングを見てると、けっこう傾向が偏っている気がして、ふーん、ゼロ年代てこういう感じなのか、と、つい傍観者気分で。出版社のSF関連情報、河出書房の叢書〈ストレンジ・フィクション〉(「奇想コレ」の長編版?)が気になります。
- 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/08/22
- メディア: 文庫
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SFが読みたい!〈2010年度版〉発表!ベストSF2009 国内篇・海外篇
- 作者: SFマガジン編集部
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/02
- メディア: 単行本
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