『ゴーギャン展』

 国立近代美術館で開催中のゴーギャン展を観てきました。
 東京駅から無料送迎バスが出ていたので、そちらから行ってみることに。東京駅近辺のチケットショップで前売券が手に入らないかなと思ったのですが、最終日が近いからなのかか、この辺りで買う人が多いからなのか、残念ながら売り切れ状態。というわけで、300円引きを諦めてバスで移動。
 目玉となってる《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》は大作なだけあって見応えがあります。総点数はそんなに多くないので、全体としてはあっさりめかなとも思いますが。私は版画やスケッチ・デッサンなどを観るのが好きなので、版画をじっくり観てしまいました。刷り違いのものを見比べるとおもしろい。
 上野と同じで、近代美術館も混んでるときが多いイメージだったけど、この展覧会は比較的空いていて、見やすい。やっぱり美術展はこれくらいがいいよ、大混雑じゃ美術品なんて見れないよ、と思ったのでした。だって入る前から1時間待ちとかって…(そういう場合は並ばず諦める)。
 もうかなり前のことですが、池袋にあった〈セゾン美術館〉。建築やデザインなどの展覧会をよく開催してくれていて、人もさほど多くなく、観たい企画がたくさんあるお気に入り美術館でした。なくなって至極残念です。