読書6月

 なんとなく今さらな感じですが、4月から読書メーターをはじめてみました。
 現在コメントを残していませんが、少しずつ入れられるようになればいいなぁ。

 6月はこんな↓↓↓でした。私にしてはこれでかなり読んでいるほうです。


6月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3916ページ

ブラザー・サン シスター・ムーンブラザー・サン シスター・ムーン
読了日:06月29日 著者:恩田 陸
世界ユーモアSF傑作選〈2〉 (1980年) (講談社文庫)世界ユーモアSF傑作選〈2〉 (1980年) (講談社文庫)
読了日:06月29日 著者:
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
読了日:06月27日 著者:ガブリエル ガルシア=マルケス
モーフィー時計の午前零時モーフィー時計の午前零時
読了日:06月21日 著者:ジーン ウルフ他
世界ユーモアSF傑作選〈1〉 (1980年) (講談社文庫)世界ユーモアSF傑作選〈1〉 (1980年) (講談社文庫)
読了日:06月17日 著者:
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:06月14日 著者:アガサ・クリスティー
村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)
読了日:06月10日 著者:梨木 香歩
私の男私の男
読了日:06月07日 著者:桜庭 一樹
東京居酒屋探訪 (講談社文庫)東京居酒屋探訪 (講談社文庫)
読了日:06月07日 著者:大道 珠貴
アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)
読了日:06月04日 著者:イサク・ディネセン,エイモス・チュツオーラ
へんないきもの (新潮文庫)へんないきもの (新潮文庫)
読了日:06月01日 著者:早川 いくを

読書メーター


▶世界文学として、かなり有名になった百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)。感心したのはラスト。どこまでも綿々と続いていく、過剰といってもいい、ものがたりが、一瞬にしてすうっと消える。その幕引き。
アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)。全集の一冊をやっと読んだ。どちらも傑作。つぎは…『ブリキの太鼓』かなぁ。先は長い。
梨木香歩の共感性というか、感覚にいつも感心。村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)。そういえば『百年の孤独』の解説が梨木さんでした。
若島正・編モーフィー時計の午前零時は、チェステーマの短編集。チェスがわからなくても、小説の味は深い。
私の男桜庭一樹は、読書日記の連載が好きで、ずっと読んでいたが、じつは小説ははじめて。小説はもっと別のものかと思っていたら、小説もやっぱり「サクラバカズキ」なんだな、という印象でした。まぁ一冊読んだだけだけども。
▶クリスティーはかなり読んでいるはずだが、読みのがしていた一冊、終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)恩田陸が「クリスティーで怖かった小説BEST3」に挙げていた。ちなみに、あと二冊は『スリーピング・マーダー』『メソポタミヤの殺人』。
▶その恩田陸ブラザー・サン シスター・ムーン。自伝的要素も、とどこかにかかれていた気がするけど、どうでしょうか。個人的には、二ページ目の「ようやく自分でおカネを稼げて、いちいち誰かにお伺いを立てずに済むようになったのに、なんだってまた、あのクソつまんない学生時代に戻らなきゃなんないわけ?」という台詞に、同じことを考えている人がいる……と内心つぶやいた一冊。
世界ユーモアSF傑作選〈1〉 (1980年) (講談社文庫)は、SFマガジン8月号で追悼特集も組まれている、浅倉久志・編。どれも面白くこんなにすらすら読める短編集はなかなかない。古本屋でお探しください。