東京国際ブックフェアへ。

 去る7月10日、東京国際ブックフェアに行ってきました。
 ブースとしては、河出書房新社の黒くそびえ立つ壁一面の本本本・・・に感動。写真とれば良かったなあ。気になる方は河出のツイッターのどこかに写真があるのでみてくださいね(とか無責任に言ってみる)。
〈購入した本〉
『日本幻想作家事典』東雅夫石堂藍・編/国書刊行会
『限りなき夏』(C・プリースト/国書刊行会
『ライト』(M・ジョン・ハリスン/国書刊行会
『火山の下』マルカム・ラウリー白水社
『やんごとなき読者』(アラン・ベネット/白水社
『短篇コレクション1』(大勢/河出書房新社
須賀敦子全集 第一巻』須賀敦子河出文庫
『優雅に叱責する自転車』エドワード・ゴーリー柴田元幸・訳/河出書房新社


▶『日本幻想作家事典』は前から気になってた。もう二割引のここで買うしかないと思い購入。好きな時に好きな箇所を読むと楽しいです。
▶買いそびれていた『限りなき夏 (未来の文学)』と『ライト』。プリーストはかなり好きな作家である。そのわりには読んでないものがけっこうある。ほかだとティプトリーも。なんでだろう?
▶ラウリーはちゃんと読める自信がない。
▶『やんごとなき読者』は読了。愛らしい読書好き女王。ここまで(職務を忘れてまで)のめり込むのは今となっては難しいが、きっと子供時代ならみんなこのくらいのめり込んだはず。
▶豪華メンバー。カーヴァーが読んでみたかった。バースやアトウッド、ブローティガン、あ、マラマッドもいるなぁ。マラマッド『喋る馬(柴田元幸翻訳叢書|バーナード・マラマッド)』をまだ読んでないじゃないか。柴田さんの修論はマラマッドだったんだそうです。
須賀敦子はテレビでも以前特集が組まれていて、なぜかたまたまスイッチを入れて見てしまった。普段テレビ見ないのに…。池内紀さんが出てた。あと、『生物と無生物のあいだ』の人(すいません、本持ってるのに著者名を失念…)。そんなこんなで読んでみたかった一冊。
ゴーリーはほかも見てみたい。絵本って好みのものを探すのがむずかしい。実物見ずには買えないし、こまめに本屋に通うしかないかも。